こんにちは。
今日は血糖値についてお勉強したいと思います。
ダイエットや美容目的で『糖質オフ』という言葉がありますが、糖質を減らすことはなんとなくわかりますが、なぜダイエットにつながるのか解説したいと思います。
血糖値って??
血糖値とは、血液中のぶどう糖の値のことで単位は㎎/dLで表します。
これは、血液1デシリットルあたりにぶどう糖が何ミリグラム入っているかということです。
牛乳パックが1リットルなので、1デシリットルはその十分の一となりますね。
血糖値は通常、ご飯(糖質)を食べると上昇し運動したり時間がたてば下がります。だけど上がりすぎや、上がったまま下がらない、下がりすぎるなどは不調の原因になると言われています。
病院で血液検査をしたときにもらった紙には、血糖の基準値は70~110と書かれています。空腹時の血糖値がそのくらいということでしょう。
ちなみに、私の空腹時の血糖値の85なので正常です。
ただ、糖尿病予備軍になる血糖値スパイクという状態になってないか不安になり、血糖値の測定を始めました。
食後血糖値の上がる仕組みについて
血糖値は食事をすると上昇しますが、食べたらすぐに上がるわけではありません。
食べたものが胃で消化され、小腸で吸収されます。この小腸で吸収されると血液中に糖が流れて血糖値が上がり始めます。
血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンが分泌されます。
インスリンの役割は、糖を抱え込んで体のほかの組織に糖を渡し血糖値を下げることです。そのため、大量に糖が入ってくるとインスリンもたくさん分泌されます。
インスリンは糖を抱えて肝臓に持っていきますが、貯められる量が決まっているのでそれ以上の糖は筋肉や脂肪細胞に取り込まれます。
筋肉に渡された糖は、筋肉を使えばエネルギーとなり消費されますが、使わないと脂肪細胞に移動するそうです。脂肪細胞に取り込まれた糖は脂肪細胞を大きくするため、これこそが太る原因です。
そのため、パンやご飯、甘いお菓子などの糖質をたくさんとれば脂肪細胞が増えて太るってしまうということですね。
結果、糖質オフはダイエットにつながるということになります。
次回は、食後血糖値の上昇を抑える食べ物や食べ方について解説したいと思います。
では、また☺